大阪市北区豊崎の、翻訳と通訳とテープ起こしのブログ

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文章の長さ<書き手の意図

time 2013/05/06

よくご依頼をいただく内容のひとつに、ウェブサイトの翻訳があります。

 

特に多いケースが、ウェブ製作会社やデザイン会社が、自身のクライアントから依頼を受けて、それを私たちが翻訳する場合です。

 

皆さんもよくご覧になったことがあると思います。

元々が日本語のウェブサイトで、英文にも対応している。そんなサイトですね。

 

 

ウェブサイトの文章は、論文や手紙などと比べて、一文ごとの文字数が少ないのが特徴です。箇条書きの箇所なんかも多くありますね。

 

短い文章で、必要な内容を端的に。

しかし、文字数が少ないということは、情報が少ない、周辺情報もない、という状態です。

 

ズバッと率直な単語を選んでいるつもりでも、読み手の中には「それってつまりどういうこと?」と首をかしげる人がいるかもしれません。

あるいは、「端的過ぎて中身がさっぱりわからない」という人も、いないとは限りません。

 

詰まるところ、専門用語を知っているかどうか、というお話とは別に、書き手が意図していることがわかりづらいという場合があるのです。

 

 

もちろん、原文だけでも翻訳は可能ですが、私たちとすれば、「せっかくご利用いただくのですから、しっかりとした原稿を」と思います。

 

 

そのため、翻訳過程では、原文を元にお客様にお電話でのヒアリングを行い、周辺情報をお伺いします。それによって、翻訳時の表現やワーディングの精度を、より高いものにしていくという手はずです。

といっても、お客様にクライアントがいらっしゃる場合、なかなか「私たちが直接お話を」というのは難しいと思います。(ホントはお伺いできればベストなのですが)

 

そんなときは、いったん作成過程に入り、翻訳原稿に注書きを入れてお送りします。

その内容をクライアントにお見せいただき、ご評価をいただいて、私どもで修正内容・ご要望を反映していく、という流れを取っています。

 

同じ文章でも、ワーディングや表現の仕方によってかなりイメージが変わってきますので、ここは大事にしたいところですし、私たちがウェブサイト翻訳でもっとも注意を払っている部分でもあります。

 

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